こんにちは、はりねずみ太郎です。
今日の札幌は予報通りの快晴でした。
仕事帰りに、相棒の自転車と共に街をぷらぷらしながら走っていると、
いい感じの公園を見つけたので、ベンチに座ってYouTubeの動画を撮影しました。
月寒平和公園という住宅街の公園だったのですが、
さすが北海道の公園という感じで、広くてのんびりと過ごすことができました。
公園のベンチに座って、周りを見渡していると
小さな子供とお母さん、マウンテンバイクの小学校の集団、作業着で犬を散歩するおじさん、ママチャリをふらふらのこぐお爺さん
そして、
ベンチに座わり小さなカメラに向かって話しをする怪しい金髪頭など…
優雅な公園の景色と共に、
様々な人々の日常の一部を見ることができます。
ふと、
「これぞドキュメンタリーだな」
と思い、なんとも不思議な気持ちになりました。
現在、
オンラインでほとんどの手続きが完結でき、
かつエンタメやコミニュケーションも自宅の中でだけで満たすことのできる時代。
そんな恩恵にどっぷり使っていると言っても過言では無いのが私、はりねずみ太郎。
久しぶりにというか、人生で初めて?
公園のベンチにぼーっと座りなんとなく辺りを見回してみると、
「リアルドキュメンタリーの世界」がそこにはあることを知りました。
僕はドキュメンタリーが好きです。
契約しているAmazonプライムビデオでたまに観たりしています。
しかし、
公園のリアルドキュメンタリーとは大きな違いが一つあります。
それは
操作ができないということ。
当たり前ですが、リアルとはそういうものなのですよね。
慣れしたわれた、ネットやビデオなどのデータ化されたものは、
一時停止や、早送り、巻き戻し、なんなら翌日に持ち越すことや、強制終了することもできる。
でもリアル(現実)は違う、
どんなに勉強しても、努力しても、お金を稼いでも、
一時停止や、早送り、巻き戻しはできないんだなと。。
リアルドキュメンタリーの世界は、常に一定のスピードで再生され続け、誰にも操作することができない、
そんな当たり前のことも、オンラインに浸かれば浸かるほど、感覚が少し麻痺していたのかもしれません。
この世の中の再生スピードは変わらないし、変化を止めることもできないということは、
自分が見ているリアルを変えようなんていうのは、あまりにもゲーム感覚になりすぎていたようにも思えてきました。
僕は自分が見ている世界のコントローラーを握っているわけでは無い。
そう考えれば、他人を変えようなんていうのは無理な話だということがよく理解できるし、
唯一、動かすことができるのは自分だけ。
どうやら僕が握っているコントローラーは、
Bluetoothでリアルを操作できるものではなく、有線で自分の体と繋がっていたようです。
もしリアルドキュメンタリーを変えたいなら、
きっとそのファミコンにも満たない
アナログで、反応も悪く、使いにくいコントローラーを、
握りしめて、自分を無理やりにでも操作して、前に進んでいくしかないんだなと。。
そんなことを思った、
移住179日目の夕暮れでした。
さぁ、行こうか!
では〜
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