こんにちは、はりねずみ太郎です。
愛知から北海道に移住をして、早いもので1ヶ月が経ちました。
今回は怒涛の1ヶ月を振り返ってみたいと思います。笑
目次
とにかく不安だった1ヶ月
美容室を開業してからは、とにかく不安な毎日でした。
「どうしたらお客さんが来てくれるか?」
「どうしたらもっと喜んでもらえるか?」
「家族の生活は大丈夫かな?」
などなど…。
去年まで(会社員美容師)とは違い、社会的な保証のない個人事業という働き方とは、四六時中仕事と生活のことで頭がいっぱいで、心休まる時間がありませんでした。
そして、そんな詰まるような毎日を過ごす中で、自分自身に色々と変化が、、
不安な毎日で体に変化が…
・お腹が空かない
オープンして数日が過ぎた頃、お腹が減らなくなりました。運動をしていないのに体重が減るという経験は人生初でしたね。
調べてみると
「精神的なストレスが長期化すると、食欲不振になる」
ということあるみたいなので、たぶんその症状だったのかなと…
(ちなみに現在は絶賛増量中です。笑)
・寝れない
そして眠れない。
夜中にふと目が覚めて色々なネガティブなことを考えてしまい、全く眠れない…
ということもありました。
もちろん精神的ストレスな部分もあったと思いますが、思い返すとスマホのブルーライトが原因かだったかもしれません…
(現在はナイトモードを活用してます。笑)
・どこにも出かけたくない
北海道に移住した理由のひとつは「北海道をもっともっと遊びつくしたい」という思い。
家族との時間はなるべく外で過ごして大自然を家族で満喫しようと思っていたはずなのに、
「どこにも出かけたくない…」
という気持ちが、日に日に大きくなってしまいました。
これも相当気持ちが弱くなっていたんだと、、
もうひとつの葛藤
僕はYouTubeでVlogをやっています。
理由のひとつに、地元で応援してくれている方に「元気な姿を見せて安心させたい」という思いがありました。
しかしながら、この勝手な思いが自分を悩ませる結果に…
心に余裕がない僕の姿は、返って応援してくれる方々を不安にさせてしまい、たくさんの方から「元気ないね。」「大丈夫?」といった内容のメッセージいただきました。
この時も、しっかりしなきゃと思えば思うほど、今の状況から抜け出せなくような感覚がありました。
母にもらった言葉
そんなある日、母へ電話しました。
自分から用もないのに電話をするなんて初めてでした。
気持ちが落ちるとこまで落ちて、母と会話をしたくなるなんて思ってもいませんでしたが、なぜかそんな気持ちになりました。
その時の内容は、泣きついたわけでもなく、ただ普通に近況報告をして電話を切りました。
しかしながら、
たわいもない会話で母はきっと、僕の心境を感じとっていたんだと思います。
その後、LINEが届きメッセージの中に
「いつでも戻る場所はあるから」
という言葉がありました。
この言葉を見たとき、急に気持ちが楽になりました。
不安から生まれた狭い視野
これまで、
「一度しかない人生をどう生きるか」
を軸におき、なるべく広い視野で物事を捉えることを心がけ、行動してきました。
がしかし、
これまでにない経験を繰り返すうちに、そんなことを考える余裕がどんどん無くなっていきました。
「今」や「過去」にしか、気持ちを向かわせることができなくなり、恐怖と不安が心の中に広がってしまいました。
そんな時に辛い時に、
「もし仮に最悪の状況になっても、帰る場所があるんだ…」
と、思わせてくれた母の言葉に助けられました。
※もちろん、なんの結果も出さずに帰ろうなんて1mmも思ってません。笑
負のスパイラルだった
振り返ってみると、
日々の不安によってどんどん視野が狭くなり、
狭い視野で物事を捉えてしまう事で、
また不安が生まれるという負のスパイラル
に陥っていたなと…
あの時抱えていた「不安」は「視野の狭さ」が原因だったんだ…
という自論に至りました。笑
「先が見えない(思い描けない)ということが、自分にとってこれほど辛いことなんだな、、」
と、痛感した出来事でした。
移住1ヶ月で学んだと事
これまで移住や開業など、前向きに行動できたのは、
心の中にある「安心」という存在が大きかったんだとわかりました。
そして、
知らず知らずのうちにがんばれる環境をつくってくれていた、家族や周りの環境の有り難さを感じました。
また、これからも妻や娘たちが北海道でのびのびと生活できるよう、「安心」できる環境を作っていくことが、
僕の父親としての使命だと肝に銘じました。
という訳で、
人生哲学のような内容になってしまいましたが、そんなことを身をもって学んだ1ヶ月でした。笑
まだまだ始まったばかりの北海道生活は、苦労することもありますが、
家族で過ごす山あり谷ありの移住生活は僕の人生において、かけがえのない時間だと思っています。
そんな「今」を大切に、これからも憧れの北海道ライフを楽しんでいきます。
ではまた
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