アシスタントの努力と成長

こんにちは、はりねずみ太郎です。

今日は勤めているサロンの今年最後のオーディション日(アシスタントの技術試験日)でした。

思い返せば僕自身もこのオーディション日を何度も経験して、美容師として成長してきた。

 

改めて美容師は大変な仕事だと思った。

というより、技術力を身につけることは努力が必要だということ。

 

たまに勘違いして、美容師になれば勝手に仕事ができるようになると思っているアシスタントがいる。

(勝手にというか、やれと言われた事だけやればできるようになると思ってる)

そういうアシスタントはだいたい半年ぐらいでやめていく。

まぁ、はっきり言って甘すぎ。

僕は美容師のリアルはしっかり伝えていくべきだと思っている。

なんなら面接の時点で、

スタイリストまでの練習計画表を提出してもらって、判断してもいいんじゃないかなと思う。

 

なぜそんな厳しいことを言うかというと、

時間がもったいないから。

それだけ。

受け入れる準備をした時間、

技術を教える時間、

技術を練習する時間、

ミーティングをする時間、

正直、辞めた時点でお互い全部パーです。

教える側も、学ぶ側も

「なんだったんだろ…」

で終わり。

これほど無駄なことないですよ、ほんとに。

こんなことを言うと、

教える側の責任だと言われるようなことがありますが、

ほんとにそうなのかな?

僕にはさっぱりわからない。

甘いでしょ、どう考えても。

極端な話、

今や技術を本気で習得したければ、教えてもらわずともYouTube見て、自分で考えて、練習して身につけることもできる時代。

 

そもそも美容室は学校じゃない。

学校がエレベーターだとしたら、

美容室は階段のようなもの。

ボタンひとつで上になんか行けない、

自分の力で上がっていく必要がある。

 

本気で美容師になりたければどんな環境であれ成長できる、絶対。

環境や先輩のせいにしたい気持ちはわかる。

けど、僕からしたら

「だから何?」

ですよ。

どのような選択であれ社会人なんだから自分で決めて行動すればいい。

グチグチ言ってる時間があるなら練習すればいいし、

できない言い訳を考えるぐらいなら、

できる可能性を考えればいい。

 

僕は決して器用ではないし、センスも無い。

だけど一人前の美容師になりたいという気持ちと、どうしたらできるかという可能性だけを考えてここまで努力してきた。

働き方改革という言葉を勘違いして、

努力せずスタイリストになれるなんて思ってる人がいたら今すぐ辞めたほうがいい。

 

時間は有限。

人生の時間はどんどん減っている。

これからの時代

お金をどう使うかより、

時間をどう使うかを

真剣に考えるべきだと思う。

 

というわけで可愛い後輩たちよ、

1日でも早くスタイリストになって、北海道に遊びにきてね。笑

楽しみにしてるよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

美容師/フリーランス 2020年1月に家族で縁もゆかりもない北海道へ移住。美容室を運営しながら、マイペースに暮らしています。わりとミニマリストです▼好きな食べ物はカレーと珈琲。